世の中には「リフォーム」や「リノベーション」という言葉が溢れかえっています。
なんとなく、リノベーションだと大規模な工事かな?といったイメージでしょうか?
実は、内容は大きく違うのです。
リフォームは、日本語で言うと「原状回復」です。
壊れた機器を交換したり、汚れてしまった内装をキレイして元の状態のようにする。
いわば、「―(マイナス)」の状態から「0(ゼロ)」の状態に戻すことを差します。
リノベーションは、断熱性や耐震性、バリアフリー性など
プラスαで新たな価値を与えることが目的です。
「―(マイナス)」から「0(ゼロ)」を目指すのではなく、その上の「+(プラス)」を目指しています。
工事が大規模になり、工期も長くなり、費用も高くなる傾向がありますが
生活の質や、将来への安心感を得ることが出来るのがリノベーションなのです。
2025年から施行の断熱等級制度によって、
新築住宅は建売であっても、価格がより上昇することが見込まれています。
見た目だけのリフォームだけでなく、高性能リノベーションも選択できるなら
新築希望の方も、選択肢の一つとして中古住宅を視野に入れてもいい
そんな時代になってきているのではないでしょうか?